このサイトはご相談にお答えしない方針です。
ひとつめの理由は、私自身がスクールカウンセラーであることを明かしていること。私自身のカウンセラーとしての力は別として、世間では「専門家」と呼ばれる立場です。
その私が軽率にお答えしてしまうと、受け取り方によっては、その言葉が独り歩きし、場合によっては、本人や周囲の人たちに不利益をもたらす危険性があるからです。
もし、私がスクールカウンセラーであることを明かしてない場合、
「まぁそういう考え方もあるわな」と軽く流してもらえるかも知れません。「専門家」と呼ばれる立場にある人ほど、慎重に発言したほうがよいように思います。
次に、私がカウンセリングをする場合、初回面接は約2時間行います。そこで、詳しい生育暦や現在の様子などを伺うのですが、私はほとんど聞いています。
2時間のお話を聞くというのは、かなりの情報量になります。また、発言内容だけでなく、声の大きさ、速さ、表情、仕草などからも相談者のお気持ちをできるだけ察するようにしております。
また、ここはもう少し詳しく聞きたいというところはもちろん、私のほうから質問させてもらっています。
そんな中で、子どもたちのイメージを僕の中で結んでいきます。
そして、その次にでは、今日この場で相談者に対して、どういう言葉で、どういう風にアドバイスを伝えるのがいいのかを考えます。
それは、もちろん子どもの状態だけでなく、相談にこられた方の考え方、状態によっても変わってくるわけです。そんな中で精一杯のアドバイスをさせていただきます。
それに比べると、メールは圧倒的に情報が足りません。最近はメールでカウンセリングをすることもあるようですが、僕の力ではまだできかねます。
いろんな角度から考えて、何が子どもたちのためになるか?それを中心に考えたいと思います。
というわけで、このサイトではご相談にお答えしない方針をとりたいと思います。
あしからずご了承ください。
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